2013年9月7日土曜日

ハルカヤマ藝術要塞2013


一昨年行われたハルカヤマ藝術要塞が今年も開催されました。
今年は私も参加させていただけることになり出品いたしました。
場所は小樽市の春香山。
道内のアーティスト67人が参加しており、彫刻家、写真家、建築家、陶芸家、弁護士!などなど、様々な分野の方たちが自然の中でそれぞれの想いをカタチにして展示しております。
自然の中なので木や草が生い茂り、山道を歩いていると私には思いもよらないような展示方法で姿を表す作品たちにびっくりさせられたり、刺激を受けたり、楽しみ方も様々です。
ぜひ一度御覧いただきたいと思います。

詳しくはこちらから↓
http://harukayama02.sakura.ne.jp/

期間は9/8〜10/5、10:00〜17:00(入場16:00まで)雨天も開催してます。
明日の13:00〜15:00と9/22,23には参加作家が自作を語るアーティストトークも実施され、私は明日参加いたします。

自然の山なので、蚊取り線香または虫除けスプレー、ゴム長、長袖シャツは持参した方が楽しめます。 



私の作品はこちら。
タイトル「ココロノドア」
自分の願いや希望を強くココロに想い、勇気をもってそのドアを開くとどんなカタチであらわれるかわからないけど実現するのではないか?、という想いで制作しました。
そんな希望をもってこのドアを通って夢がかなった、なんて話しが聞けたら最高です。 
見せ方としては自然の中の一枚の人工物(モノリス的?)な感じで制作しました。
ぜひ一度通ってみてくださいね。
作品に関しての詳細写真はまた後で掲載したいと思います。

2013年8月8日木曜日

電気料金

北電の電気料金の値上げ決定の発表があり、私は違和感を感じました。
私の仕事の仕方は、自分で失敗をおかしてしまったら全て自分にかえってくる。
彼ら電力会社は自分たちの失敗(原子力発電絶対安全神話の崩壊)を、一般の生活者に押し付けるかたちをとった。
子供たちに、自分の犯した失敗は自分で責任を取りなさい!責任ってなにかは自分で考えなさい!
とか言わないのだろうか。
大きい会社だから安定していなければいけないの?
電気なしでは生活は考えられないから値上げしてもそのうち慣れるでしょ、と思っているの?
考えるのがめんどくさいから金で解決するの?
などといろいろ考えてしまう。

と、いうようなことを北電にメールで送ってあげた。
そしたら、北電から電話がかかってきた。
値上げに対して謝っているようでした。末端の社員のようでした。
電力会社の幹部の人たちは原発の敷地内に住めるの?
自分たちの失敗になんで自分たちで責任を取らないの?
などといろいろ言ってしまったが、少しでも我々の声(メール)は大会社に届いているようなので、そこには安心感は感じました。

料金の観点からだけではなく、原子力に対する電力会社の倫理観についても発表するべきだとおもうけどなあ。私が知らないだけなら誰か教えてください。

ちなみに私は原発絶対反対というわけではありません。

2013年7月23日火曜日

個展をやります。

昨年に引き続き、石の蔵ぎゃらりいはやしさんにて個展を開催させていただきますので、お知らせいたします。



日時:7/25木〜30火 11:00〜19:00 最終日は18:30位まで

場所:石の蔵ぎゃらりい はやし2F
札幌市北区北8西1
011-736-0884


私は会期中終日在廊しておりますので、お時間ありましたらお立ち寄りください。

よろしくお願いします。

2013年6月28日金曜日

北海道の木の椅子100人100脚展


この度7/6より札幌芸術の森工芸館にて開催の【北海道の木の椅子100人100脚展】に参加させていただくことになりましたので、お知らせいたします。北海道の木工家、家具デザイナーなどが100組参加しており、実際に座ってみることができ、もちろん買うこともできます!

■開催期間:2013年7月6日(土)~8月18日(日)
■会館時間/午前9時45分~午後5時30分
■会場 札幌芸術の森・工芸館展示ホール
■入場料 無料

公式詳細サイトはこちらです。
     ↓
http://www.artpark.or.jp/programs/craft/next.html




わたくしの作品はいままで発表したものを少々改良したといいますか、いじくってみたもので楽しんでいただけるかと思ってます。作品の一部の写真です。


展示がはじまって少したったら全体をアップしたいと思ってます。

観にいける方はよろしくお願いします!


2013年6月1日土曜日

栗の木


昨年の末、雪が降るか降らないかという時期に、「自宅の庭の栗の木を切ったので何かつくれますか?」という連絡をいただき、やっと今年5月アタマに引き取ってきました。
早いとこ挽かなければ、割れてくる!皮を剥かなくては、腐ってくる!、とか思いつつ、いろいろとあって最近挽きました。
業者に頼むほど大きいものではない(直径20cm位)なと思い、チェーンソーで挽いてみました。

まず半分に挽きました。この時芯をはずしたりするのですが、径が細いうえに曲がっているので、そこはあきらめて、挽いてみました。昨年切ったものとはいえ、まだ生で、なかは凄い水分です。


かなり無理矢理に4枚に挽いてみました。普通なら使えるのは中2枚かと思えますが、私は端も使いたいなとおもってます。

切り口。濃い色になっているところは、急な乾燥による割れを防ぐために木工用ボンドをぬっています。

皮を剥いてみました。とても生々しく、野菜(大根くらいかな)の皮を剥いていたあとくらいしめっていました。皮の一番外側はとても硬く、そのままでは皮を剥きにくいので、硬い外側をグラインダーである程度落としたあとだと手で楽に剥けました。そしてその剥いたあともとてもきれいに自然の形になりました。乾燥したらまた雰囲気が変わると思います。

と、木は、割れ、腐れ、などと闘いながら乾燥させてから製品加工に入ります。
普段わたしは製材されたもの、(丸太を板に挽いて、人工乾燥、自然乾燥を経て出荷されるもの)を使ってるので、あまり丸太から作ることはやってないのですが、挽き方、皮の剥きかたなど、自分の考えでいろいろと処理できるのはいいな、と思いました。

ちなみにこのあと、もう少し小ぶりの丸太を挽きました。

この栗の木はスツールか、サイドテーブルかにしようかと考えてます。

2013年5月14日火曜日

本日より

大丸藤井セントラル7Fスカイホールにて、
原ななえ、菊地聖、清水宏晃の三人展を開催いたします。

私は15,16,17,19に会場にいる予定です。

お時間ありましたら、よろしくお願いします。



「蝦夷鹿と木」

場所:大丸藤井セントラル7Fスカイホール
札幌市中央区南1西3
011-231-1131

期間:2013/5/14/火〜19/日

時間:10:00〜18:30(最終日17:00)


2013年4月29日月曜日

展示会「蝦夷鹿と木」

この度、大丸藤井セントラル7Fスカイホールにて、
原ななえ、菊地聖、清水宏晃の三人展をやらせていただくことになりました。

原ななえさんは蝦夷鹿の革で作った鞄などを中心に出品、菊地聖さんと私は木工製品、家具小物などを出品する予定です。

原さん、菊地さんともに私がものづくりをはじめたころから好きな方で、いろいろとお世話になっており、私自身とても楽しみにしております。

お時間ありましたら、よろしくお願いします。



「蝦夷鹿と木」

場所:大丸藤井セントラル7Fスカイホール
札幌市中央区南1西3
011-231-1131代

期間:2013/5/14/火〜19/日

時間:10:00〜18:30(最終日17:00)


原ななえ
http://www.agra.co.jp/
菊地聖
http://good-dogwood.sakura.ne.jp/

2013年4月25日木曜日

集合体?

雪が思ったより早くとけて、
暖かくなってきましたね。

普段の仕事なのですが、写真は「何か」のパーツの製作依頼をうけて作ったものを、ランダムに並べてみたら、なんか面白かったので、載せてみました。
「何か」は発表前なのでまだ言えないのですが…。

同じかたちが集合すると面白いですね。
他の形でも意図的にやってみようかとも、思います。





2013年4月15日月曜日

Snow sculpture in Whitehorse,CANADA



今年の2月20〜24日にカナダのホワイトホースという町で行われた、「Whitehorse International Snow Sculpture Challenge」という国際雪像大会に参加してきました。
賞が設けられているのでコンペティション形式ではありますが 
大会名を「Challenge」としてるところに
主旨を感じました。

参加チームは「アメリカミシガン」「スペインカタロニア」「アルゼンチン、カナダ混合」
「フランス、ドイツ混合」「アメリカアラスカ」「カナダマニトバ」「カナダユーコン」「エストニア」
「ガテマラ」「日本」の10チームで、
違う国が同じチームとして参加しているのも面白かったです。

与えられる雪のブロックは 幅3.6m×奥行2.4m×高さ3mで、基本は削りだして作っていくのですが、大会側では特に規定は設けてはおらず、氷を付け足したりするチームもありましたが、我々はほぼ削って作りました。

タイトルは特に設けてはいなかったのですが、作りながら考えたタイトルは
「but,he is heavy」
熊が車に乗っているのですが、重くて車がつぶれている、という感じです。
 
 
チーム内で、デザインは皆さんにわかりやすいようなものにしよう、という方向を決め、
基本デザインは私が担当いたしましたが、細部やバランスなどは作りながらチーム皆で考えながら作りました。
 
 
 
結果、多くの方、特に子供たちに楽しんでいただけたようで
「KIDS CHOICE AWARD」
という賞をいただきました。
 
左から私、この大会をしきっているドナルドさん、
須藤大介さん、河本務さん、です。
 


 

2013年2月18日月曜日

平岡ベースにて

「木工×クラフトフェア@平岡ベース」に参加させていただくことになりました。
2013.2.23(sat) 2.24(sun)の2日間で、ジュエリー、スタンプ、キャンドル、陶芸、木工クラフト、など8組の作家、団体が参加します。

ご覧いただくだけでも楽しめますので、よろしくお願いします。

場所:札幌市清田区平岡3条3丁目6-1
011-398-6862
時間10:00〜19:00

詳しくは↓
http://www.hiraokabase.jp/

2013年2月13日水曜日

室蘭スノーバー2013

今年も1/29〜2/9の間、室蘭だんパラスキー場にて、スノーバーを製作してまいりました。

幅8m×奥行5m×高さ4mの雪のブロックを削りだしてつくります。

スノーバー本体は圧雪された雪のみでつくられており、そこへ氷の壁、氷のカウンター、氷のグラスなどをあわせて、雪と氷で期間限定の素敵な空間になってます。

作りはじめはブロックをつくるための雪が少なく、そして、製作前半戦は日中の気温が上がったり、雨が降ったり、と天候に左右されながらも結果とても良いものがつくれたと思います。

スノーバー関してデザイン全般、制作総指揮は室蘭在住のプロダクトデザイナーの須藤大介さん。制作メンバーとして、津別町から河本務さん。札幌から大沼望さんと私の4人をメインにしてお手伝いのスタッフの方々とともにつくりました。

雪像雪まつり期間中は公開はされておりますが、お酒類の販売は以下の日程になっております。
<スノーバー>
2月11日(月)  10:00〜14:00
2月16日(土)  17:00〜20:00
2月17日(日)  10:00〜14:00

イベントの詳しい内容はこちら↓をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/css_2010/e/e3180552052b1b787346e8e000b083db

ではまた。















2013年1月26日土曜日

さっぽろ雪像彫刻展2013作品

こんにちは、こちらは私の作品で「MAD BONE」。邦題をつけると、「骨っぽいヤツ」というところでしょうか…。
何だか植物っぽくもあり、動物的でもあり、になってしまったので「表現力を磨かねば!」と反省しつつも、面白いものが出来た、とも思っています。

「さっぽろ雪像彫刻展2013」はあと今日と明日の開催となってます。

よろしくお願いします。

2013年1月20日日曜日

さっぽろ雪像彫刻2013


本日より「さっぽろ雪像彫刻展2013」を開催します。

本郷新記念札幌彫刻美術館へぜひお越しください。

詳しくはこちらから↓
http://www.hongoshin-smos.jp/

昼と夕方、開催初めと終盤でちがった表情をみせる、雪100%の彫刻です。
ぜひ一度御覧ください。

2013年1月2日水曜日

新年

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今月私は
1/5〜12 フランス、パリ〜イギリス、ロンドンに行ってまいります。
これは旅行です。しばらくどこにも旅行してないので、ちょっと普段と違う空気をすってきます。

帰ってきてから、

1/13〜20
さっぽろ雪像彫刻展2013準備
1/20〜27
さっぽろ雪像彫刻展2013

1/29〜2/8
室蘭スノーバー制作

そしてまた海外へ、

2/19〜26
カナダ国際雪像大会参加


できるかぎり、ここでご報告して行きたいと思ってます。

木工の人がなぜ雪像?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、雪像作りも基本的にはかたまりを削って作ります。木も基本的には材料を削って成形していきます。使う道具も、ノコギリ、ノミ、に近かったり、共通しているところがたくさんあります。

まぁ、理屈っぽく言うといろいろありますが、雪像作りは学生時代から続けており、作る機会、チャンスがあるからやらせていただいている、という方がわかりやすいかな。

木工の仕事も独立というかたちはとっていますが、いろいろな方々に機会やチャンスをいただいて、続けさせてもらってる気持ちは多分にあります。

またそう気持ちを大切にして、一歩ずつ進んで行きたいと思っていますので、よろしくお願いします。