2015年3月6日金曜日


2013年6月に丸太からチェーンソーで挽いた栗です。もう乾燥もいいころかなと思い、手押し鉋にかけていたところ、2つの黒い点がありました。
よくみると針金が巻いてあり、そのまま木が成長したようです。鉋の刃が欠けると思いつつも反対側もかけるとやはりでてきました。
年輪を数えると15、6年くらいたっているようです。
お預かりしている方に聞いてみるとそのくらい前にアカゲラが庭にくるので、脂身を木に針金で巻きつけてアカゲラが来てつつくのを楽しみにされていたようです。
一般的には捨ててしまう箇所ですが、ささやかな思い出が木の中から蘇ってきたようでしたので、このまま何か形にして差し上げようかと思っています。







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